自叙伝を執筆しようとお考えの方へ

少し立ち止まって、「これから進む道」を考え直したい、
自分という人間が「この世に生きたことの証」を遺したい、
自分という人間を「後世の人々に評価」してもらいたい、
子どもや孫に「家族としての誇り」を遺したい、
とお考えの方には、「自叙伝の執筆」をお勧めします。

でも、「何から書き始めればよいのか解らない…。」という方のために、
自叙伝のベースとなる「自分史帳」を簡単に作成することができるシステムを開発しました。
先ずは、私どもが提供する「自分史作成支援サイト(TM)」を覗いてみてください。
作り方はとても簡単!

自分史帳を発展させてオリジナルな自叙伝を作成しよう

「自分史作成支援サイト」の「自分史頁」に入力することができるデータには限りがあります。
そのため、このサイトで作成することができる自分史帳は、メモ書き程度のものに過ぎません。

自分史としての内容を充実させようと思われる場合は、ワードやエクセルなどで別途頁を追加してください。出版社やプロのライターに相談されるのも良いでしょう。

このようにして作成された自叙伝は、まさに「あなたが生きたことの証」です。
自費出版して国会図書館に納本すれば、著作者としての「あなたの名前」は、国会図書館の蔵書検索サイトの中で永遠に生き続けることができるのですから・・・。

自叙伝を作成する際に「挿絵が欲しい!」と思われる方へ

自叙伝を作成される際に、「挿絵があればいいな~」と、お感じになったことはありませんか?
ご自身で描かれた絵がある方、子どものころに描いた絵が残っている方は、それをお使いになるのがベストです。
「挿絵として使えるような適当な絵がないわ!」とおっしゃる方のために、私どもは、営利・非営利を問わず、自由に使用することができる「挿絵」を無料提供することとしました。
      → 挿絵美術館(TM)

私どもが提供する「挿絵美術館」は、展示作品を鑑賞しながら、挿絵として利用するためのWEBサイトであり、展示作品に対する著作権処理(利用許諾等)が必要でない点に特徴があります。挿絵として利用しながら著作権(①著作者人格権、②財産権としての著作権)の勉強もできる、という利点もあります。

他者の作品(挿絵)を利用することによって完成された自叙伝は、あなたの著作物ではありますが、他者の著作物を利用して完成された「二次的著作物」です。二次的著作物を営利目的(販売やネット公開など)で使用する場合は、原作に対する著作権処理(利用許諾)が必要となりますが、WEBサイト「挿絵美術館」の「作品展示室」に展示されている作品に対しては許諾を得る必要がないのです。
      →挿絵美術館(TM)の「作品展示室」へ   
      →挿絵美術館(TM)の「著作権教室」へ
          

「自費出版するぞ!」とお考えの方へ

自費出版や書籍作成を希望される方のために、「お勧めの出版社・印刷会社」を紹介したいと思っております。貴方のお話を文章にしてくれる「お勧めのライターさん」も、ゆくゆくは紹介したいと思っておりますので、ご期待下さい。

「自分史」とは?

「自分史」という言葉は、1975(昭和50)年出版の色川大吉『ある昭和史ー自分史の試み』で初めて使われたもので、その根底にあったのが「ふだん記運動」だと歴史学者の色川氏は述べておられます。
「ふだん記」運動とは、1960年代の半ばごろ、民衆史の発掘を手がける橋本義夫氏を中心に、東京の八王子で展開された運動で、自分の思っていること、感じていることを、そのまま素直に、自分流に書き記そう、というものだそうです(色川大吉『自分史ーその理念と試み』講談社、1992年)。
私どもが提唱している「自分史」も、この「ふだん記運動」と共通します。でも、異なる点もあります。それは、「自分で自分史を書く」ことには拘っていない点です。
「他者のお話を聞き、その方が体験されたこと、そのとき思ったこと、感じたことを、そのまま書き記して差し上げる」という自分史作成支援(他者を主人公とした自分史の作成)を重視している点が、自叙伝としての「自分史」とは異なるのです。

他者の「自分史」を書いて差し上げることができる方が増えれば、「庶民の視点で捉えられた歴史(民衆史)」をたくさん後世に残すことができます。これは、今の社会を生きる我々(庶民)であるからこそ生み出すことができる「知的財産」であり、後世への遺産だと考えます。

日本の未来に対してたくさんの借金を残して死んでいくのが我々の世代です。
その代わりといってはナンですが、将来世代のために、たくさんの知的財産を遺そうではありませんか!

先ずは、身近な他者として「あなたの父母(又は祖父母)を主人公とする自分史」を書いてみませんか?
あなたの自分史と組み合わせて「家族史」とすることで、お金に換えることのできない、素晴らしい知的財産を子孫に残すことができるのですから…。

「父母・祖父母を主人公とした自分史」を作成するには

自分史作成支援サイト(TM)のトップページで、主人公としようとする人の生まれ年を入力して下さい。
すると、その方が生まれた頃の出来事が記載された歴史記述のページ(左側頁)が現れます。それを話題にしていただくことで、何か面白い話が聞き出せるかもしれません。
故人の自分史を作成されるのもよいかもしれません。親戚縁者が集まる場で、このサイトを見ながら、故人の思い出話に花を咲かせてはいかがですか?。
歴史記述のページには、できるだけ多くのキーワードを入れるようにしましたので、このキーワードを切っ掛けに、当時の出来事を思い出して下さいね。

自分史作成支援サイト(TM)を介して「父母を主人公とする自分史」を作成することの意義は、当時の社会の行く末(つまり今の時代)を知っている貴方が、当時の社会の真っただ中で生きた父母を振り返る、という点にあります。また、当時を生きた父母の年齢を上回った貴方が、当時の父母の思いに耳を傾ける、という点にもあります。ですから、今まで気付かなかった「父母の貴方への思い」にアクセスできるかもしれません。
その思いを文章にすることで、「貴方の父母への思い」に気付くかもしれません。
それを自分史として形あるものにすることで、「貴方の思い」を子孫に残すことができるのですから、親から子、子から孫への「思いの歴史」が連綿と受け継がれていくこととなるのです。時代は変わっても「変わらない何か」を見つけ出すことができるのではないでしょうか。

自叙伝を出版された方へのお願い

ご自身の自分史を「自叙伝」として出版された方には、その経験を活かし、是非とも「自分史作成支援」に関わっていただきたいと思っております。
何卒、私どもが計画している「自分史作成支援事業」に、ライター(自分史作成支援員)としてご協力下さいますよう、お願い申し上げます。

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