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知的財産権

〜ちょっとしたエピソード
<発明誕生にまつわるエピソード>

.こんな特許、こんな実用新案

<デジタル時計>

 デジタル時計の「時」と「分」とを表す数字の真ん中には「:」のマークがついていて、このマークが点滅していますね。

 この点滅の間隔を1秒ごとにするアイデアが、特許されているのです。
 1970年に出願された特許で、現在のセイコー・エプソン社が持っています。


<ねずみに鈴を取り付くる装置>
 これは、ねずみを撃退するための装置であり、1939年(昭和9年)に公告された実用新案登録第1206号です。

 箱の入り口に鈴を取り付けるための仕掛けを作っておき、えさでねずみを箱の中へと誘き寄せようというものです。
 鈴をつけられたねずみは、動くたびに絶え間なくなり続くので、恐怖のあまり死に至るという訳です。

 これと同じようなアイデアが、アメリカでも特許されているそうです。



<鉄筋コンクリート>
 「コンクリート」とは、セメントと砂を混ぜたものです。
 砂のかたまりを崩れないようにするために、セメントを接着剤として使っています。

 このコンクリート、押す力には強いのですが、引っ張ったり、たたいたりする力には弱いので、補強のために、コンクリートの中に鉄の芯を埋め込むことを思いついたのです。

 この特許のポイントは、「なぜ、埋め込む芯の素材として、「鉄」を選んだか?」ということです。
 鉄は、熱で膨張しますね。この膨張する割合が、コンクリートと同じぐらいなので、相性が良いからです。

 それともう一つ、鉄はさびやすいですね。このさびの原因は「酸」なのです。この点、コンクリートに含まれるセメントはアルカリ性なので、鉄の芯はさびないように保護されるということなのです。

 でも、近年、芯として使われている鉄によって、コンクリートが中性化してしまうという問題や、鉄によって電波障害がおこるといった問題が指摘されています。

 このような問題を解決するために、鉄の代わりに、炭素やガラスの繊維を利用して強い芯を作る技術が開発されています。